理工学府 物質・生命理工学領域 / 物質・生命理工学教育プログラム / 理工学部 化学・生物化学科 | 国立大学法人 群馬大学

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白石壮志教授がプレスリリース(シームレス活性炭CROUS®の実用化)

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活性炭は、1nm程度の微細な穴(ミクロ孔)が発達した比表面積の大きな多孔性のカーボン材料です。これまでに活性炭は、脱臭、脱色、空気浄化、水処理、蓄電といった広い分野に使われてきましたが、多くの場合には粉末・粒状・繊維状といった形状で提供されています。群馬大学とアイオン株式会社は共同研究開発により、これまで上市されている活性炭とは異なり、モノリス形態の活性炭材料「シームレス活性炭」を実用化しました。シームレス活性炭は、蓄電デバイスの一つである電気二重層キャパシタならびにリチウムイオンキャパシタの電極材として、極めて優れた耐久性を示します。このシームレス活性炭は、有限会社筑波物質情報研究所(TMIL)ならびに宝泉株式会社より「CROUS®」という商品名にて今春より販売を開始いたしました。キャパシタだけでなく広く蓄電デバイスの電極材として、さらには各種分析ならびにセンサー用のカーボン電極としても、シームレス活性炭は新たな可能性を開くものとして期待されます。

詳細はこちらをご覧ください →プレスリリースの詳細へ

 

商品パッケージを手にする白石教授

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笠原脩平君(M2)と山越美季さん(M1)が学生ポスター賞を受賞

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昨年11月27日~29日に浜松市で開催された第46回結晶成長国内会議で大学院物質・生命理工学教育プログラムの笠原脩平君と山越美季さんが学生ポスター賞を受賞した。

この学会では学生の研究発表の奨励を目的とし、結晶成長学の発展に貢献しうる優秀なポスター講演に対し5件の学生ポスター賞が贈られた。

笠原君と山越さんの講演題目等は以下のとおりである。

 

「膜タンパク質結晶化の金薄膜上での光整列による試み」

○笠原脩平, 堀内宏明, 奥津哲夫

 

「タンパク質の結晶化スクリーニングにおいて結晶化しなかった溶液から結晶を出現させる方法」

○山越美季, 佐々木裕太, 堀内宏明, 奥津哲夫

 

どちらも金の表面プラズモン共鳴を利用してタンパク質の結晶化を誘起する研究である。タンパク質の結晶化はタンパク質の構造解析に必須の工程であり、結晶化の新しいテクニックが望まれている背景があり、評価されたと思われる。これら研究は、奥津哲夫教授、及び堀内宏明准教授の指導・協力によって行った研究である。

 

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膜・2次元材料とデバイス応用に関する第4回 群馬国際会議(GIS 2018)が開催されました。

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群馬大学理工学部は、その前身が大正15年設立の桐生染織学校であるため、繊維工学のエッセンスが生き続けています。例えば、1次元形状の繊維がネットワークに織られた反物は平面的な2次元形状を有していますが、これは、サイズは異なるものの、1次元形状の高分子鎖が折りたたまれて2次元膜を形成することと相似しています。これら膜(メンブレン)材料が織布と決定的に異なるのは、膜表面や膜に含まれる細孔内にナノ・レベルで原子や分子を閉じ込めることができる点にあります。これにより、分子が持っている優れた特性をデバイス材料として利用することが可能です。この度、この分野における国際的な連携を深めるために、重点支援プロジェクト「Sメンブレン・プロジェクト」が中心となり、化学・生物化学科と共催にて、「膜・二次元材料およびデバイス応用に関する第4回群馬国際会議(GIS 2018)」を平成30年1月17日と18日に桐生地域地場産業振興井センター(桐生市地場産センター)で開催しました(議長:山延健教授)。

本国際会議では、米国ジョージア工科大学、米国アクロン大学、中国厦門大学などから、この分野における第一線の研究者を招待して4件のご講演していただいた他、若手研究者を中心とした口頭発表19件、ポスター発表36件が行われ、本学のみならず、信州大、埼玉大、九州大、群馬県産業技術センターからの発表・参加がありました。今後、この分野に関するグローバルな研究連携を進めていく予定です。

 

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第44回炭素材料学会年会が開催されました。(開催報告)

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昨年12月6日から8日まで、桐生市市民文化会館にて第44回炭素材料学会年会が開催された。本年会は炭素材料学会主催の定期大会であり、桐生での開催は16年ぶりである。今回は本学分子科学部門の白石研究室ならびに元素科学国際教育研究センターの尾崎研究室の関係者が現地実行委員を務めた(理工学府ならびに元素科学国際教育研究センターは後援)。本年会の参加者数は約340名、発表件数はポスター発表を含め約170件であり、桐生での前回大会(第28回年会)と比べ発表件数は同数であるが参加者数は約30名ほど増加している。炭素材料学会は近年注目されているカーボンナノチューブ・グラフェンだけでなく、黒鉛、活性炭、カーボンブラックなどの工業的に極めて重要なクラシックカーボンまで広くカーボン材料を扱っているのが特徴である(現会長は、本学理工学府の尾崎純一教授)。
本年会ではカーボン材料の製造ならびに応用に関する最新の研究成果が多数報告され、活発な質疑応答がなされた。なお、本年度の特別講演では、本学重粒子線医学センターの大野達也副センター長による「炭素で治す,がん治療最前線」と題する講演がなされ、炭素の粒子線がガン治療に非常に有効であることが豊富な実例とともに紹介された。炭素が医療にも関係することを炭素材料の研究者に知っていただくとともに、本学の先端医療技術を紹介する良い機会であった。他にも本学環境創生部門の中川教授、元素科学国際教育研究センターのホサイン准教授もそれぞれ招待講演、Keynote講演を行い、本学の炭素材料に関する研究力の高さをアピールできる場ともなった。
最後に桐生の地まで参加していただいた多くの方々、展示セッションに参画いただいた企業の方々、会場を利用するにあたって様々なご配慮をいただいた市民文化会館に深く感謝する次第である。
(分子科学部門 白石壮志・畠山義清)

 

本学Md. Zakir Hossain准教授によるKeynote(インターナショナルセッション)の様子

 

特別講演者・招待講演者ならびに海外(シンガポール・中華人民共和国・大韓民国)からのInvited speaker(懇親会の一幕)

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清水由惟さん(M1)が優秀ポスター賞2件を受賞

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化学・生物化学科の高分子構造物性研究室所属 修士課程1年の清水由惟さんによるポスター発表が、2017年8月29日に相模中央化学研究所(神奈川県綾瀬市)にて開催された第12回相模ケイ素・材料フォーラムおよび2017年9月20日から22日に愛媛大学城北キャンパス(愛媛県松山市)で開催された第66回高分子討論会にて、それぞれ優秀ポスター賞を受賞しました。
高分子構造物性研究室では、分子量が100万を超える超高分子量ポリエチレンが分子鎖絡み合いを多く含むことを利用して高強度繊維や膜を得る「溶融延伸法」を開発しています。清水さんは、最近得られるようになった分子量分布の狭い超高分子量ポリエチレンを対象に、異なる条件で製膜したフィルムの溶融延伸挙動をインプロセスX線計測によってリアルタイム解析しました。その結果、分子鎖絡み合いが溶融延伸フィルムの構造形成に果たす役割を明らかにしました。
清水さんの発表は東ソー㈱との共同研究成果をまとめたものであり、その内容とプレゼンテーションが高く評価されました。

 

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佐野加苗さん(M2)がポスター賞を受賞

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2017年11月18日から19日に桐生市市民文化会館で開催された東北糖鎖・東京糖鎖研究会合同シンポジウム(第11回東北糖鎖研究会・GlycoTOKYO2017)において、糖鎖化学研究室の佐野 加苗(M2)さんがポスター賞を受賞しました。

◆受賞演題:α(1-2)マンノシル化反応を利用した高マンノース型糖鎖部分構造の効率的合成

◆著者:佐野 加苗, 小杉 実沙, 石井 希実, 松尾 一郎

本発表は、小胞体内において糖タンパク質の品質管理機構への関与が示唆されている高マンノース型糖鎖の機能解明を目指した研究の一環で、高マンノース型糖鎖の共通構造であるマンノースオリゴマーを連続的グリコシル化反応により、一段階で効率的に合成する方法について報告しました。一般に、糖と糖を化学的につなぎ合わせてオリゴ糖を合成する際、糖残基への保護基の導入、グリコシル化反応の立体制御、立体異性体の分離など煩雑な工程が必要でした。そこでマンノオリゴ糖を合成するにあたり、糖受容体と糖供与体の両方の性質を担う糖誘導体をデザインし、自己縮合反応させることで、1回のグリコシル化反応で2〜8糖からなるオリゴ糖が得られることを示しました。さらに糖残基上の保護基の種類を検討した結果、C-3位の保護基により、グリコシル化反応における立体選択性を完全に制御できることを明らかにしました。

 

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石原れい子さん(M2)が若手優秀講演賞を受賞

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2017年12月1日に岡山理科大学で開催された第54回フローインジェクション分析講演会(FIA講演会)において、修士課程2年(分析化学研究室)の石原れい子さんが若手優秀講演賞を受賞した。

石原さんの受賞演題は「ESI-MSによるケイ酸定量のための前処理用電気透析装置の開発」で、指導教員である角田欣一教授および佐藤記一准教授らとの共同研究による成果である。

本発表では、エレクトロスプレーイオン化質量分析計を用いて環境水中に含まれるケイ酸の定量分析を行うための前処理用オンライン電気透析装置の開発と、その性能評価を行った結果について報告した。

 

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秦真理奈さん(M1)がBest Poster Awardを受賞

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2017年9月7日〜9月8日に幕張メッセで開催された The Royal Society of Chemistry Tokyo International Conference 2017 において、修士課程1年(分析化学研究室)の秦真理奈さんが Best Poster Award を受賞した。

受賞演題は”Cell culture in a tubular collagen gel for development of a vascular model”で、指導教員である佐藤記一准教授および角田欣一教授との共同研究による成果である。

本研究は、創薬におけるバイオアッセイに役立てることをめざし、マイクロ流体デバイス内部に血管モデルを構築することを試みたもので、コラーゲンを管状にゲル化させてその中でヒト血管由来の細胞を培養する技術開発を行ったことを報告した。

 

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日本化学会関東支部群馬地区研究交流発表会で7名がポスター賞を受賞

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平成29年12月7日に群馬大学桐生キャンパスで開催された日本化学会関東支部群馬地区研究交流発表会において、群馬大学が関係する受賞が7件ありました。
その詳細は以下の通りです。

 

「オリゴアルギニンリンカーを用いたレシオ酸素プローブの光物理特性および細胞内酸素センシング」
〇安ヵ川真美,吉原利忠,飛田成史 (群馬大院理工)

 

「光エネルギー変換素子としてのCu(I)錯体の励起構造のジホスフィン配位子依存性」
〇安田佳史1,田谷伊純1,須賀勇貴1 ,橋本祥1,浅野素子1,竹田浩之2,石谷治2 (群馬大院理工1,東工大院理2)

 

「タンパク質の分子整列による結晶化誘起に適した光源の開発」
〇舘花千夏,堀内宏明,奥津哲夫 (群馬大理工)

 

「光免疫療法への応用を目指した糖鎖連結光増感剤の開発」
〇久保田諒,堀内宏明,石井希実,佐野加苗,松尾一郎,奥津哲夫 (群馬大院理工)

 

「海洋細菌由来Proteorhodopsinの大量調製及び合成脂質二分子膜への再構成」
〇山本愛理1,林史夫2,茂木俊憲3,菊川峰志4,園山正史3 (群馬大理工1,群馬大機器分析セ2,群馬大院理工3,北大先端生命4)

 

「ヘキサシラベンゼンの熱力学的及び速度論的安定化を志向した理論的分子設計」
〇中村 泰司,工藤 貴子 (群馬大院理工)

 

「部分フッ素化ジパルミトイルホスファチジルコリンの熱的相転移:パーフルオロアルキル鎖長が脂質二分子膜の構造に与える影響」
〇柳瑶美1,茂木俊憲1,高橋浩1,高木俊之2,網井秀樹1,長谷川健3,金森敏幸2,園山正史1 (群馬大院理工1,産総研創薬基盤2,京大化研3)

 

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須田瞭太君(M1)らがポスター賞を受賞

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平成29年11月9日~10日に東京大学本郷キャンパスで開催された日本食品免疫学会第13回学術大会において、物質・生命理工学教育プログラム博士前期課程須田瞭太君、小方優弥君、北爪里欧さん、茂福大樹君、分子科学部門榎本淳准教授による一般講演「免疫系の老化に及ぼす食餌量制限の抑制効果」が56演題中の6題の一つに選ばれ、日本食品免疫学会ポスター賞を受賞しました。

本研究は、古くから健康に良いとされている腹八分目(食餌量制限)が、健康寿命を延ばすために欠かせない免疫系の老化を抑えることができる可能性を実験動物であるマウスを用いて示したものです。

須田君の卓越した発表技法に加え、休日・祝日を問わず、毎日決められた時刻にマウスの食餌の消費量を測定し、新たな食餌を与えた受賞者全員の日頃の努力が評価されたものであると推測され、これを励みにして、今後も本研究を遂行していきたいと決意を新たにしています。

 

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