理工学府 物質・生命理工学領域 / 物質・生命理工学教育プログラム / 理工学部 化学・生物化学科 | 国立大学法人 群馬大学

  • 文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
ニュース

上原宏樹教授が高分子学会三菱化学賞を受賞

ニュース

上原教授はこれまで一貫して高分子材料の高性能化・高機能化に関する研究を行ってこられた。

上原教授はこれらを達成するために従来であれば望ましくない構造である「絡み合い」を積極的に利用して、新たな成形加工法である「溶融延伸法」を開発された。

高分子材料の高強度化は延伸などによって分子を配向させることで強い共有結合をマクロレベルで顕在化させることで達成される。

そのため、高分子鎖の絡み合いはこれまでは分子配向を妨げるために排除するのが常識であった。

一方で分子量が100万以上の超高分子量ポリエチレンは力学的特性が非常に優れているが融点以上でも溶融粘度が非常に高いために成形加工が困難であった。

これに対して上原教授は超高分子量ポリエチレンの絡み合いに着目し、絡み合いを応力伝達点の基点として積極的に利用することで分子鎖を配向結晶化する「溶融延伸法」を開発された。

この方法は従来の「絡み合いを排除する高性能化」から「絡み合いを利用する高機能化」へのパラダイムシフトであり、単なる手法の開発ではないところが重要な点である。

上原教授は高分子科学に基礎を置き、技術・産業に寄与する独創的な優れた業績を多数挙げており、これらの業績に対して高分子学会三菱化学賞が授与された。

 

PAGE TOP


 

上原宏樹教授が繊維学会賞を受賞

ニュース

今年度の繊維学会年次大会にて、上原教授が第43回繊維学会賞を受賞した。

群馬大からの受賞は第7回以来36年ぶりである。

繊維学会賞は「繊維科学について独創的で優秀な研究を行い、さらに研究の発展が期待される研究者」に対して贈られる。

例年、繊維学会賞は2名の研究者に贈られるが、今年度は上原教授のみが受賞対象となった。

6月7日に東京・江戸川区にタワーホール船堀で開催された平成29年度繊維学会年次大会にて受賞式があり、翌8日に受賞講演が行われ大学関係者のみならず産業界からも多くの聴講があり、200名近くの聴衆が集まった。

上原教授は、大型放射光源(SPring-8)を用いたインプロセスX線回折・散乱測定および固体NMR測定により、繊維やフィルムの延伸過程で起こる構造・物性発現メカニズムをリアルタイムで解析することにより、ポリエチレンなどの汎用性高分子材料から高強度の繊維やフィルムを得ることに成功している。

これらの一部は、強力釣り糸として大手メーカーから市販されたほか、リチウムイオン電池膜や糖尿病センター、水質浄化フィルター、ロボット材料などへの応用が期待されている。

これらの研究成果は学術誌表紙論文に選ばれるとともに、科学技術振興機構より「特許群」形成の支援対象に指定されており、学術的な重要性のみならず、産業的な有用性も高く評価されている。

 

PAGE TOP


 

久保田 諒さん(M1)がポスター賞を受賞

ニュース

2017年11月18日から19日に桐生市民文化会館で開催された東北糖鎖研究会・東京糖鎖研究会合同シンポジウム(第11回東北糖鎖研究会・GlycoTOKYO2017)において、光物理化学研究室の久保田 諒さん(M1)がポスター賞を受賞しました。

「ポスター賞」は、優れたポスター発表をおこなった者に対して贈呈されるものである。

受賞した発表の演題等は以下のとおりであり、松尾 一郎 教授らとの共同研究である。

受賞演題:光免疫療法への応用を目指した糖鎖連結光増感剤の開発

著者:久保田 諒・石井 希実・佐野 加苗・奥津 哲夫・松尾 一郎・堀内 宏明

 

本発表では、光照射によって活性酸素種を生成する光増感剤と抗体を、均一糖鎖を介して連結させたがん治療薬を開発するために、光増感剤と均一糖鎖を連結した化合物を合成し、光化学的性質を明らかにした成果について報告した。現在は開発した化合物を元に、光免疫療法に用いる薬剤への展開を進めている。

PAGE TOP


 

清水夏彦さん(4年)がポスター賞を受賞

ニュース

清水夏彦君が、”The 8th International Symposium on Surface Science”にてポスター賞を受賞しました。

2017年10月22日から26日につくば国際会議場で開催された” The 8th International Symposium on Surface Science”において、表面化学研究室の清水夏彦君(理工学部 化学・生物化学科4年)が、ポスター賞を受賞しました。ポスター賞は170件の発表の中から16件に授与されました。
清水君の受賞演題は”Safe synthesis of high quality black phosphorus through transport reaction method”です。Black phosphorusはリンの同素体であり、日本では黒リンと呼ばれています。黒リンはグラフェンと同様に1原子程度の厚さ(つまりとても薄い)にできる物質であり、将来2次元材料として、電子部品での応用が期待されています。黒リンの合成方法はいくつかありますが、最近見つけられた方法が”transport reaction method”です。本発表はこの方法を改良して安全に黒リンの合成を行うことを目指したものです。

 

PAGE TOP


 

武田茂樹教授が血糖値をさげる新しい化合物を同定(プレスリリース)

ニュース

国立大学法人群馬大学大学院理工学府 武田 茂樹 教授のグループは、群馬大学「医理工生命医科学融合医療イノベーションプロジェクト」・「生活習慣病プロジェクト」および農林水産省委託プロジェクト研究「医薬品作物、医療用素材等の開発」の一環として、群馬大学生体調節研究所 北村 忠弘 教授、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構生物機能利用研究部門 瀬筒 秀樹 ユニット長らとの共同研究により、血糖値を低下させる活性をもつ化合物を新たに発見しました。
本化合物はインスリンの分泌を促進させる方法の研究や糖尿病治療薬の開発に利用できると期待されます。

詳細はこちらをご覧ください→血糖値をさげる新しい化合物を同定(pdf)

PAGE TOP


 

阿光美歩さん(D1)が奨励賞を受賞

ニュース

物質・生命理工学領域博士後期課程1年の阿光美歩さんが、第33回日本セラミックス協会関東支部研究発表会において、奨励賞を受賞しました。

 

平成29年9月4~5日にニューウェルシティ湯河原で開催された第33回日本セラミックス協会関東支部研究発表会において、物質・生命理工学領域博士後期課程1年の阿光美歩さんが奨励賞を受賞しました。

本賞は、口頭発表の中から、発表要旨、発表内容および質疑応答などを踏まえ、これからのセラミックス科学の進展に寄与が期待される発表者に対して贈られる賞です。

阿光さんの発表のタイトルは「スパッタ法により作製した(Ba,Ca)ZrO3薄膜の構造に関する研究」で、従来の固体原料を高温で加熱する固相反応法では相分離が生じて合成できない物質の生成に、スパッタ法を活用することにより成功したことを報告しました。

このスパッタ法を活用する手法には高い汎用性があり、新しい誘電材料、圧電材料開発への応用が期待されます。

PAGE TOP


 

石井希実さん(D3)がポスター賞を受賞

ニュース

第36回日本糖質学会年会において、物質・生命理工学領域博士後期課程3年の石井希実さんが、日本糖質学会ポスター賞を受賞しました。

 

平成29年7月19日に旭川市民文化会館で開催された第36回日本糖質学会年会総会において、物質・生命理工学領域博士後期課程3年の石井希実さんが日本糖質学会ポスター賞を受賞しました。本賞は、平成28年度の第35回日本糖質学会年会におけるポスター発表の演題の中から、発表要旨、ポスターの出来栄え、発表内容および質疑応答などを踏まえ、糖質科学の進歩に寄与する顕著な研究発表に対して贈られる賞です。石井さんの受賞タイトルは「5糖蛍光プローブを用いたエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼの活性検出」で、希少疾患発症への関与が示唆されている糖質分解酵素の酵素活性を簡便に検出する評価系の開発について発表しました。現在、本評価系により希少疾患治療薬の探索研究が行われています。

PAGE TOP


 

佐藤記一准教授が化学とマイクロ・ナノシステム学会奨励賞を受賞

ニュース

分子科学部門佐藤記一准教授が平成28年度化学とマイクロ・ナノシステム学会の奨励賞を受賞し、平成29年5月に開催された第35回研究会において授賞式及び受賞講演が行われました。化学とマイクロ・ナノシステム学会は化学・生命科学などの物質や生命現象を対象とする学問分野と、マイクロ・ナノスケールの材料・加工、計測・制御、システム構築などを対象とする工学技術を融合した新たな学術領域に関する会員数約500人の学会です。奨励賞は毎年1名選出される最高位の賞で、佐藤准教授のマイクロバイオ分析システムの開発に関する研究業績が認められ、今回の受賞となりました。

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kitamori/CHEMINAS/syou.html

PAGE TOP


 

田村裕貴君(M1)がポスター賞を受賞

ニュース

平成29年度日本生化学会関東支部例会においてポスター賞を受賞

受賞者

理工学府 物質生命理工学教育プログラム

博士前期課程1年 田村 裕貴 君

平成29年6月17日に東京医科歯科大学にて行われた平成29年度日本生化学関東支部例会において、分子生物科学研究室の田村裕貴君(理工学府 物質・生命理工領域プログラム博士前期課程 1年)が、「ポスター賞」を受賞した。「ポスター賞」は、優れたポスター発表をおこなった者に対して贈呈されるものである。受賞演題は、「活性酸素発生制御因子Nox複合体サブユニットp67phoxのTiam2結合領域の同定」で、指導教員である若松馨教授・寺脇慎一助教の指導のもと、奈良先端科学技術大学院大学の箱嶋敏雄教授との共同でおこなった研究の成果である。本発表では、血管内皮細胞が血流によって受けるずり応力を検知して活性酸素種を生成する応答機構において、ずり応力を細胞内情報として伝達するシグナル伝達因子Tiam2と活性酸素種発生装置との分子間相互作用を生化学的手法によって解析した結果を報告した。

PAGE TOP


 

上原宏樹教授が繊維学会 学会賞を受賞、桐生タイムスに掲載

ニュース

上原宏樹教授が、第43回繊維学会 学会賞を受賞しました。この賞は、繊維科学について独創的で優秀な研究を行い、さらに研究の発展が期待される研究者に対して贈られるものです。群馬大学では、第7回繊維学会以来、36年ぶりの受賞となりました。
 上原教授のインタビュー記事が、6月2日付の桐生タイムス紙に掲載されております。ぜひご覧ください。

◆上原教授のインタビュー記事はこちら→桐生タイムス6月2日付記事

PAGE TOP


 

« 古い記事 新しい記事 »