理工学府 物質・生命理工学領域 / 物質・生命理工学教育プログラム / 理工学部 化学・生物化学科 | 国立大学法人 群馬大学

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2018年1月

膜・2次元材料とデバイス応用に関する第4回 群馬国際会議(GIS 2018)が開催されました。

ニュース

群馬大学理工学部は、その前身が大正15年設立の桐生染織学校であるため、繊維工学のエッセンスが生き続けています。例えば、1次元形状の繊維がネットワークに織られた反物は平面的な2次元形状を有していますが、これは、サイズは異なるものの、1次元形状の高分子鎖が折りたたまれて2次元膜を形成することと相似しています。これら膜(メンブレン)材料が織布と決定的に異なるのは、膜表面や膜に含まれる細孔内にナノ・レベルで原子や分子を閉じ込めることができる点にあります。これにより、分子が持っている優れた特性をデバイス材料として利用することが可能です。この度、この分野における国際的な連携を深めるために、重点支援プロジェクト「Sメンブレン・プロジェクト」が中心となり、化学・生物化学科と共催にて、「膜・二次元材料およびデバイス応用に関する第4回群馬国際会議(GIS 2018)」を平成30年1月17日と18日に桐生地域地場産業振興井センター(桐生市地場産センター)で開催しました(議長:山延健教授)。

本国際会議では、米国ジョージア工科大学、米国アクロン大学、中国厦門大学などから、この分野における第一線の研究者を招待して4件のご講演していただいた他、若手研究者を中心とした口頭発表19件、ポスター発表36件が行われ、本学のみならず、信州大、埼玉大、九州大、群馬県産業技術センターからの発表・参加がありました。今後、この分野に関するグローバルな研究連携を進めていく予定です。

 

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第44回炭素材料学会年会が開催されました。(開催報告)

ニュース

昨年12月6日から8日まで、桐生市市民文化会館にて第44回炭素材料学会年会が開催された。本年会は炭素材料学会主催の定期大会であり、桐生での開催は16年ぶりである。今回は本学分子科学部門の白石研究室ならびに元素科学国際教育研究センターの尾崎研究室の関係者が現地実行委員を務めた(理工学府ならびに元素科学国際教育研究センターは後援)。本年会の参加者数は約340名、発表件数はポスター発表を含め約170件であり、桐生での前回大会(第28回年会)と比べ発表件数は同数であるが参加者数は約30名ほど増加している。炭素材料学会は近年注目されているカーボンナノチューブ・グラフェンだけでなく、黒鉛、活性炭、カーボンブラックなどの工業的に極めて重要なクラシックカーボンまで広くカーボン材料を扱っているのが特徴である(現会長は、本学理工学府の尾崎純一教授)。
本年会ではカーボン材料の製造ならびに応用に関する最新の研究成果が多数報告され、活発な質疑応答がなされた。なお、本年度の特別講演では、本学重粒子線医学センターの大野達也副センター長による「炭素で治す,がん治療最前線」と題する講演がなされ、炭素の粒子線がガン治療に非常に有効であることが豊富な実例とともに紹介された。炭素が医療にも関係することを炭素材料の研究者に知っていただくとともに、本学の先端医療技術を紹介する良い機会であった。他にも本学環境創生部門の中川教授、元素科学国際教育研究センターのホサイン准教授もそれぞれ招待講演、Keynote講演を行い、本学の炭素材料に関する研究力の高さをアピールできる場ともなった。
最後に桐生の地まで参加していただいた多くの方々、展示セッションに参画いただいた企業の方々、会場を利用するにあたって様々なご配慮をいただいた市民文化会館に深く感謝する次第である。
(分子科学部門 白石壮志・畠山義清)

 

本学Md. Zakir Hossain准教授によるKeynote(インターナショナルセッション)の様子

 

特別講演者・招待講演者ならびに海外(シンガポール・中華人民共和国・大韓民国)からのInvited speaker(懇親会の一幕)

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