理工学府 物質・生命理工学領域 / 物質・生命理工学教育プログラム / 理工学部 化学・生物化学科 | 国立大学法人 群馬大学

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Soulenthone Phouvilayさん(D1)が優秀口頭発表賞を受賞

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平成30年6月13−15日にタワーホール船堀で開催された平成30年度繊維学会年次大会において、物質・生命理工学領域博士後期課程1年のSoulenthone Phouvilayさんが優秀口頭発表賞を受賞しました。
本賞は平成30年度繊維学会年次大会における「博士後期課程学生以上40歳未満の学会員の口頭発表」を審査対象としています。本年度は4件の発表が表彰されていますが、Soulenthoneさんはただ一人、学生の受賞者です。

Soulenthoneさんの受賞タイトルは「中温性細菌による脂肪族芳香族ポリエステルの生分解」で、市販の生分解性高分子であるポリブチレンアジペート-co-ブチレンテレブタレート(PBAT)の自然環境下における微生物分解を詳細に解析しています。研究内容とともに、プレゼンテーション能力、質疑応答内容が審査委員により高く評価されました。

 

http://www.fiber.or.jp/jpn/awards/prizeY.html

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福嶋月乃さん(M1)と東宮大貴君(M1)が優秀ポスター発表賞を受賞

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分子科学部門・高分子構造物性研究室所属の物質生命理工学プログラム博士前期課程1年・福嶋月乃さんによる「In-situ X線計測を用いたポリ(エチレン-スチレン)ランダム共重体膜の変形応答解析」、および、同・東宮大貴君による「超高分子量ポリエチレン溶融二軸延伸薄膜および多孔質膜の構造解析と大面積化」の2つの発表が、2018年6月14日にタワーホール船堀(江戸川区)で開催された平成30年度繊維学会年次大会にて、それぞれ、優秀ポスター発表賞を受賞しました。

 

福嶋さんの研究は、安価なランダム共重合体を原料に、延伸操作によってナノ配列構造を発現させようとするものです。このような構造形成を追跡するために、X線を用いた「その場(in-situ)」計測をSPring-8にて行い、延伸過程における相構造変化を分子レベルで考察しました。一方、東宮君の研究は、高強度な超高分子量ポリエチレンを原料として、縦横1m×1mの大面積で、かつ、膜厚2μmの極薄膜を製膜するものです。これを応用して、有機溶剤を一切用いることなくnmサイズの連通細孔を有するリチウムイオン電池セパレーター膜を実生産できると期待されています。
これらの発表は、研究内容とともに、そのプレゼンテーションが審査委員により高く評価されました。

 

福嶋月乃さん

 

東宮大貴君

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覚知亮平助教が高分子学会・高分子研究奨励賞を受賞

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分子科学部門の覚知 亮平 助教が、「多成分連結反応を活用した高分子合成と材料創成」により、平成29(2017)年度高分子研究奨励賞を受賞されました。

同賞は社団法人高分子学会により、優れた研究業績を上げると共に、学会活動に深く寄与した若手研究者を対象に授与されるもので、5月23~25日に名古屋国際会議場にて行われた第67回高分子学会年次大会において授与式が開催されました。

覚知亮平助教は連続反応や多成分連結反応に基づく新しい高分子合成法を開発しており、同業績は高分子合成化学における新しい潮流として世界的に認識されています。

多成分連結反応とは三成分以上の反応基質が一度に反応する複雑な反応を指します。

その複雑さの反面、多成分連結反応は有機化学においては黎明期から存在する反応形式である一方、高分子化学に積極的に取り入れ始められたのはごく最近であります。

覚知亮平助教は多成分連結反応による高分子合成に関する研究を積極的に展開しており、例えば英国王立化学会出版のPolymer Chemistry誌に最近出版した論文(http://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2018/PY/C7PY01923H#!divAbstract)は同誌の裏表紙に採用されるなど、国内外から大きな注目を集めています。

 

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東宮大貴君(M1)がパブリシティー賞を受賞

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東宮大貴君(上原研究室)がパブリシティー賞を受賞
〜溶融二軸延伸による超高分子量ポリエチレンの大面積薄膜化と多孔質化〜

 

5月23日(水)から25日(金)に名古屋国際会議場で開催された第67回高分子年次大会において、本学博士前期課程・東宮大貴君(分子科学部門・上原研究室)の発表「溶融二軸延伸による超高分子量ポリエチレンの大面積薄膜化と多孔質化」がパブリシティー賞を授与されました(約1,000件中11件受賞)。
パブリシティー賞は、高分子学会広報委員会がプレスリリースのために選定したものに対して授与する賞であり、その発表内容が学術、技術、又は産業の発展に寄与するものであり対外的に発表するにふさわしいと認められたものです。
東宮君の研究は、これまで高分子構造物性研究室が培ってきた「溶融延伸技術」を産業レベルで実用化しようとするものであり、縦横1m×1mの大面積で、かつ、膜厚2μmの極薄膜を製膜することに成功しました。これにより、nmサイズの連通細孔を有するリチウムイオン電池セパレーター膜を有機溶剤を一切用いることなく製造することが可能です。

本学「研究・産学連携推進機構」では、今後の本学における学術研究を推進するため、本学の強み・特色として高い可能性を有するプロジェクトを「重点支援プロジェクト」として支援しており、これを受けて、「超」高性能あるいは「超」高機能を有する膜(メンブレン)を創製する「スーパー・メンブレン」プロジェクト(略称:「Sメンブレン」プロジェクト)が平成29年度に発足しました(代表:山延健教授)。今回、受賞対象となった研究は、この重点支援「Sメンブレン」プロジェクトの一環として行われたものです。

 

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畠山義清助教が山下太郎研究奨励賞を受賞

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分子科学部門の畠山義清助教が、一般財団法人山下太郎顕彰育英会より第29回山下太郎学術研究奨励賞を受賞しました。受賞対象となったのは「低蒸気圧液体中への金属ナノ粒子調製における粒径制御因子の研究」の研究業績です。

受賞の詳細等はこちらをご覧ください。
→山下太郎顕彰育英会HPへ

 

右から2番目が畠山助教

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白石壮志教授がプレスリリース(シームレス活性炭CROUS®の実用化)

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活性炭は、1nm程度の微細な穴(ミクロ孔)が発達した比表面積の大きな多孔性のカーボン材料です。これまでに活性炭は、脱臭、脱色、空気浄化、水処理、蓄電といった広い分野に使われてきましたが、多くの場合には粉末・粒状・繊維状といった形状で提供されています。群馬大学とアイオン株式会社は共同研究開発により、これまで上市されている活性炭とは異なり、モノリス形態の活性炭材料「シームレス活性炭」を実用化しました。シームレス活性炭は、蓄電デバイスの一つである電気二重層キャパシタならびにリチウムイオンキャパシタの電極材として、極めて優れた耐久性を示します。このシームレス活性炭は、有限会社筑波物質情報研究所(TMIL)ならびに宝泉株式会社より「CROUS®」という商品名にて今春より販売を開始いたしました。キャパシタだけでなく広く蓄電デバイスの電極材として、さらには各種分析ならびにセンサー用のカーボン電極としても、シームレス活性炭は新たな可能性を開くものとして期待されます。

詳細はこちらをご覧ください →プレスリリースの詳細へ

 

商品パッケージを手にする白石教授

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笠原脩平君(M2)と山越美季さん(M1)が学生ポスター賞を受賞

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昨年11月27日~29日に浜松市で開催された第46回結晶成長国内会議で大学院物質・生命理工学教育プログラムの笠原脩平君と山越美季さんが学生ポスター賞を受賞した。

この学会では学生の研究発表の奨励を目的とし、結晶成長学の発展に貢献しうる優秀なポスター講演に対し5件の学生ポスター賞が贈られた。

笠原君と山越さんの講演題目等は以下のとおりである。

 

「膜タンパク質結晶化の金薄膜上での光整列による試み」

○笠原脩平, 堀内宏明, 奥津哲夫

 

「タンパク質の結晶化スクリーニングにおいて結晶化しなかった溶液から結晶を出現させる方法」

○山越美季, 佐々木裕太, 堀内宏明, 奥津哲夫

 

どちらも金の表面プラズモン共鳴を利用してタンパク質の結晶化を誘起する研究である。タンパク質の結晶化はタンパク質の構造解析に必須の工程であり、結晶化の新しいテクニックが望まれている背景があり、評価されたと思われる。これら研究は、奥津哲夫教授、及び堀内宏明准教授の指導・協力によって行った研究である。

 

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膜・2次元材料とデバイス応用に関する第4回 群馬国際会議(GIS 2018)が開催されました。

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群馬大学理工学部は、その前身が大正15年設立の桐生染織学校であるため、繊維工学のエッセンスが生き続けています。例えば、1次元形状の繊維がネットワークに織られた反物は平面的な2次元形状を有していますが、これは、サイズは異なるものの、1次元形状の高分子鎖が折りたたまれて2次元膜を形成することと相似しています。これら膜(メンブレン)材料が織布と決定的に異なるのは、膜表面や膜に含まれる細孔内にナノ・レベルで原子や分子を閉じ込めることができる点にあります。これにより、分子が持っている優れた特性をデバイス材料として利用することが可能です。この度、この分野における国際的な連携を深めるために、重点支援プロジェクト「Sメンブレン・プロジェクト」が中心となり、化学・生物化学科と共催にて、「膜・二次元材料およびデバイス応用に関する第4回群馬国際会議(GIS 2018)」を平成30年1月17日と18日に桐生地域地場産業振興井センター(桐生市地場産センター)で開催しました(議長:山延健教授)。

本国際会議では、米国ジョージア工科大学、米国アクロン大学、中国厦門大学などから、この分野における第一線の研究者を招待して4件のご講演していただいた他、若手研究者を中心とした口頭発表19件、ポスター発表36件が行われ、本学のみならず、信州大、埼玉大、九州大、群馬県産業技術センターからの発表・参加がありました。今後、この分野に関するグローバルな研究連携を進めていく予定です。

 

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第44回炭素材料学会年会が開催されました。(開催報告)

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昨年12月6日から8日まで、桐生市市民文化会館にて第44回炭素材料学会年会が開催された。本年会は炭素材料学会主催の定期大会であり、桐生での開催は16年ぶりである。今回は本学分子科学部門の白石研究室ならびに元素科学国際教育研究センターの尾崎研究室の関係者が現地実行委員を務めた(理工学府ならびに元素科学国際教育研究センターは後援)。本年会の参加者数は約340名、発表件数はポスター発表を含め約170件であり、桐生での前回大会(第28回年会)と比べ発表件数は同数であるが参加者数は約30名ほど増加している。炭素材料学会は近年注目されているカーボンナノチューブ・グラフェンだけでなく、黒鉛、活性炭、カーボンブラックなどの工業的に極めて重要なクラシックカーボンまで広くカーボン材料を扱っているのが特徴である(現会長は、本学理工学府の尾崎純一教授)。
本年会ではカーボン材料の製造ならびに応用に関する最新の研究成果が多数報告され、活発な質疑応答がなされた。なお、本年度の特別講演では、本学重粒子線医学センターの大野達也副センター長による「炭素で治す,がん治療最前線」と題する講演がなされ、炭素の粒子線がガン治療に非常に有効であることが豊富な実例とともに紹介された。炭素が医療にも関係することを炭素材料の研究者に知っていただくとともに、本学の先端医療技術を紹介する良い機会であった。他にも本学環境創生部門の中川教授、元素科学国際教育研究センターのホサイン准教授もそれぞれ招待講演、Keynote講演を行い、本学の炭素材料に関する研究力の高さをアピールできる場ともなった。
最後に桐生の地まで参加していただいた多くの方々、展示セッションに参画いただいた企業の方々、会場を利用するにあたって様々なご配慮をいただいた市民文化会館に深く感謝する次第である。
(分子科学部門 白石壮志・畠山義清)

 

本学Md. Zakir Hossain准教授によるKeynote(インターナショナルセッション)の様子

 

特別講演者・招待講演者ならびに海外(シンガポール・中華人民共和国・大韓民国)からのInvited speaker(懇親会の一幕)

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清水由惟さん(M1)が優秀ポスター賞2件を受賞

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化学・生物化学科の高分子構造物性研究室所属 修士課程1年の清水由惟さんによるポスター発表が、2017年8月29日に相模中央化学研究所(神奈川県綾瀬市)にて開催された第12回相模ケイ素・材料フォーラムおよび2017年9月20日から22日に愛媛大学城北キャンパス(愛媛県松山市)で開催された第66回高分子討論会にて、それぞれ優秀ポスター賞を受賞しました。
高分子構造物性研究室では、分子量が100万を超える超高分子量ポリエチレンが分子鎖絡み合いを多く含むことを利用して高強度繊維や膜を得る「溶融延伸法」を開発しています。清水さんは、最近得られるようになった分子量分布の狭い超高分子量ポリエチレンを対象に、異なる条件で製膜したフィルムの溶融延伸挙動をインプロセスX線計測によってリアルタイム解析しました。その結果、分子鎖絡み合いが溶融延伸フィルムの構造形成に果たす役割を明らかにしました。
清水さんの発表は東ソー㈱との共同研究成果をまとめたものであり、その内容とプレゼンテーションが高く評価されました。

 

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